ブックタイトル脳卒中障害者と家族のための初めの一歩ガイドブック~社会参加を支援するサービス・施策・支援機関~

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概要

脳卒中障害者と家族のための初めの一歩ガイドブック~社会参加を支援するサービス・施策・支援機関~

??????脳卒中障害者の夫を持つ、妻の声引用:一歩いっぽ 第38 号、第39 号※当事者のご家族へのインタビューを元に作成しています。全ての人が同じ状況になるわけではありません。夫を20年間介護しました。言語障害があり、コミュニケースとか雰囲気でわかるようにはなりましたけど、やっぱり100%意思が通じ合うことはなかったですね。半分くらいでしょうね。ションがなかなか取れないのが一番困りました。ニュアンうちの夫は高次脳機能障害という後遺症があるため、着替えがすごく苦手で時間がかかります。他にも、感情の抑えが利かないとか、やりたいと思ったら我慢できずやらないと気が済まないとか、そういうこともあります。夫が入院している間は、回復を願うばかりでした。ところ、退院後は介護の為に、手続きや情報収集に時間が取れず大変でした。療養生活は長いので、気持ちを切り替えて、入院中にもっと行動を起こしていればよかったかなと思います。夫は、障害を認めるまでが大変でした。「俺は病気なんだ。病気だから妻たる者は看病して当たり前だ」という風な感覚でした。看護師が「介護だけが人生じゃない。あなたの人生があることも忘れないでね」と私に言ってくださって、それがすごく励みになりました。が