2018/06/01 金曜日

助成金贈呈式が行われました

5月29日(火)に公益財団法人ヤマト福祉財団「平成30年度福祉助成金」の贈呈式が行われました。

 

公益財団ヤマト福祉財団は、心身に障がいのある人々の「自立」と「社会参加」を支援することを目的に、1993年9月に設立されました。ヤマトグループの別働隊として様々な事業を通じ、障がい者の自立を支援するための活動をされています。

 

今回、「脳卒中障害者と家族のための情報ハンドブック」を作成するための助成金をいただきました。

 

脳卒中障害は、ある日突然脳卒中によって障害者となり、手足の麻痺、言語障害、高次脳機能障害など後遺症によって生活環境が一瞬にして変わってしまいます。そのような中、脳卒中障害と診断されると、手帳交付、制度、サービスなど知らないことばかりと向き合わなくてはならず、情報収集の負担が重く伸し掛かってきます。

 

名古屋市には障害者サービスや制度をまとめた「しおり」がありますが、全ての障害者向けに作られているため、膨大な情報の中から自分が必要な情報を探し出すことが困難だという声があります。また、手帳を交付されて何年と経っている方も多様な支援について理解をされていない方もいます。

 

現在、名古屋市には脳卒中障害者に対象を絞った情報ハンドブックはないため、脳卒中障害者の方とその家族に寄り添った内容の冊子と電子ブック作成を行います。

 

このハンドブックにより、必要としている情報を楽に集めることができる心強いお供になることを目指します。

 

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