2020/10/03 土曜日

「脳卒中講座」第2回 開催しました

10月3日(土)に「脳卒中障害者の家族向け 脳卒中講座」第2回を開催しました。

この講座は、公益財団法人 日本社会福祉弘済会の助成事業を受けて実施しています。

 

第2回は「高次脳機能障害を知ろう」というテーマで、定員超過の24名にご参加いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳卒中講座は、前半1時間は講演会、後半1時間はお悩み相談会・交流ティータイムとなっています。

 

講演会ではお二人にお越しいただき、「専門家のお話」として名古屋市総合リハビリテーションセンター 高次脳機能障害支援課の永草太紀様に、「家族からの体験談」として当団体家族会の水野雅子様にお話していただきました。

 

永草様からは、高次脳機能障害とはどのようなものなのか・具体的なケース紹介・家族としての関わり方のポイント・相談機関などをわかりやすくご説明していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水野様からは、高次脳機能障害のある夫との病気発症から現在までの出来事・妻としての本音などを赤裸々にお話していただきました。

人の名前を忘れてしまうこと、大きな傘を持っていくと必ず忘れてきてしまうこと、食事を大皿に盛ると全て食べられてしまうことなど、日常での様々なあるあるや、家族だからこそ伝えられる前向きなメッセージをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後半のお悩み相談会・交流ティータイムは、当団体の家族会メンバーを含めた数人のグループで、ご家族同士だからこそ分かり合える悩みや思いを共有する場です。ドリームの喫茶店のドリンクを飲み、プチケーキを食べながら、ゆったりと気楽な雰囲気でお話ができます。

どのグループも終始和やかな雰囲気で、互いに悩みや思いなどを話されていました。

 

今回の講座は、ご家族や当事者の方だけでなく、福祉従事者など専門家の方からの申込みもありました。高次脳機能障害について学ぶ機会が必要とされていると改めて感じました。

 

脳卒中講座は11月以降も続きます。

・11月7日(土)10時~12時「再発防止のためにできること」

・12月5日(土)10時~12時「障害年金・受けられるサービス」

 

各回でお申込みが必要となりますので、詳しくはチラシまたはホームページをご覧ください。

前半の講演会のみでのご参加も可能です。

 

「脳卒中障害者の家族向け 脳卒中講座」開催

 

 

 

 

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