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2020/11/07 土曜日
「脳卒中講座」第3回 開催しました
11月7日(土)に「脳卒中障害者の家族向け 脳卒中講座」第3回を開催しました。
この講座は、公益財団法人 日本社会福祉弘済会の助成事業を受けて実施しています。
第3回は「再発防止のためにできること」というテーマで、定員超過の21名にご参加いただきました。
脳卒中講座は、前半1時間は講演会、後半1時間はお悩み相談会・交流ティータイムとなっています。
講演会ではお二人にお越しいただき、「専門家のお話」としてJA愛知厚生連 海南病院 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の新川花絵子様に、「家族からの体験談」として丹羽眞理子様にお話していただきました。
新川様からは、再発防止のための工夫や気をつけるべきことをわかりやすくご説明していただきました。
減塩のための手づくりドレッシングの作り方など、日常生活の中で簡単に取り入れられるものが多く、参加者の方のほとんどがメモを取られていました。
また、再発防止だけではなく、家族の健康維持のためのアドバイスもあり、すべての人に役立つ情報でした。
丹羽様からは、両親が脳卒中を発症した娘という立場で、思いや本音などをお話していただきました。
後遺症を負った父親を支えた母親の姿を見てきた家族としての思いや、その母親が脳卒中を発症し、今度は一番近くで支える側となった現在の思いを赤裸々に伝えてくださりました。
後半のお悩み相談会・交流ティータイムは、当団体の家族会を含めた数人のグループで、ご家族同士だからこそ分かり合える悩みや思いを共有する場です。ドリームの喫茶店のドリンクを飲み、プチケーキを食べながら、ゆったりと気楽な雰囲気でお話ができます。
今回は、テーマが「再発防止」ということもあり、当事者の方からのお申込みも多くありました。交流会では、それぞれの立場から思いや悩みを話され、「色々な方と話ができ、気持ちが楽になりました」という声をいただきました。地域における、このような機会の必要性を改めて感じました。
脳卒中講座は12月が最終回です。
12月5日(土)10時~12時「障害年金・受けられるサービス」
残り僅かですが、まだ空きがございます。
お申込みが必要となりますので、詳しくはチラシまたはホームページをご覧ください。
前半の講演会のみのご参加も可能です。
◆脳卒中障害者の家族向け 脳卒中講座