2022/09/24 土曜日

「10~40代の脳卒中障害者向け 講座&交流会」第2回 開催しました

9月24日(土)に「10~40代の脳卒中障害者向け 講座&交流会 ~若年で脳梗塞・脳出血・くも膜下出血を発症された方の集い場~」第2回目を開催しました。

 

この講座&交流会は、10~40代の若年で脳卒中を発症された方同士だからこそ分かり合える悩みや思いを共有できるような場を作れたらという思いで、8月から4カ月に渡って開催しており、公益財団法人 大和証券福祉財団 2021年度(第28回)ボランティア活動助成を受けて実施しています。

 

第2回目もキャンセル待ちが出るほど多くの方にお申込みいただき、当日は16名の方にご参加いただきました。

 

前半の講座では、テーマである「高次脳機能障害について、自動車運転の再開について」名古屋総合リハビリテーションセンター なごや高次脳機能障害支援センター 作業療法士 吉原理美様にご講話いただきました。

 

主な内容としては「高次脳機能障害とは」「高次脳機能障害において日常生活で工夫できること」「高次脳機能障害による運転への影響や注意点」「自動車運転の再開までの流れについて」。

 

今すぐ取り入れられる日常生活の工夫では、参加者の皆さまが深く頷かれている場面も。自動車運転の再開については「なぜ医療機関で自動車運転評価が必要なのか」や「安易な運転再開におけるデメリット」「具体的な手続き」まで非常に詳しくご丁寧に教えていただきました。

 

なごや高次脳機能障害支援センターは、愛知県から「高次脳機能障害及びその関連障害に対する支援普及事業」を行う支援拠点機関として指定され、高次脳機能障害の方の相談支援、自動車運転の相談や評価、啓発活動などを行われています。

 

「なごや高次脳機能障害支援センター」ホームページはこちらからご覧ください。

https://www.nagoya-rehab.or.jp/dysfunction/index.html

 

 

後半の交流会は、数名ずつのグループに分かれ、ゆったりとティータイムを楽しみながら、お互いに思いの共有ができる時間。当団体で活動する20~40代で脳卒中や脳外傷を経験した当事者が、ご相談にも応じました。

 

ご相談に応じたメンバーの中には、今回初めて相談を受ける側を担当した方もおりました。当団体では、ドリームでの活動を通して、初めは「相談をする側」だった方も、ゆくゆくは「相談を受ける側」になっていただくことを目指しています。

 

どのグループも話が尽きない様子で、発症からこれまでのこと、普段の困りごとや悩みなどをお互いにお話されていました。今回の講座&交流会が、何かしらのきっかけになっていたら嬉しく存じます。

 

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

◇今後の講座&交流会の空き状況

・第三回 10月15日(土)定員満了

・第四回 11月19日(土)定員満了

 

各日程、キャンセル待ちもお受けしておりますので、お気軽にお問合せください。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

https://npo-dream.org/news/3041/

 

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