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2022/11/19 土曜日
「10~40代の脳卒中障害者向け 講座&交流会」第4回 開催しました
11月19日(土)に「10~40代の脳卒中障害者向け 講座&交流会 ~若年で脳梗塞・脳出血・くも膜下出血を発症された方の集い場~」第4回目を開催しました。
この講座&交流会は、10~40代の若年で脳卒中を発症された方同士だからこそ分かり合える悩みや思いを共有できるような場を作れたらという思いで、8月から4か月に渡って開催しており、公益財団法人 大和証券福祉財団 2021年度(第28回)ボランティア活動助成によって実施することができました。
最終回であった第4回目は、14名の方がご参加。
前半の講座では、テーマである「再発予防について」、JA愛知厚生連 海南病院 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 新川花絵子様にご講話いただきました。
再発のリスクや若年性認知症のリスク、予防の重要性、そして再発予防のコツを教えていただきました。コンビニ食を買うときのコツ、節酒や禁煙、習慣化のコツなど、今すぐ取り入れられるコツを具体的に分かりやすくご説明いただきました。
続いての「脳卒中当事者による体験談講話」では、中沢幸子様によるご講話。
脳出血を発症され、右半身麻痺と構音障害の後遺症を負った時から、現在に至るまでの出来事や思いなどのお話。リハビリに取り組むうえで一番辛かったことや目標にしていたこと、周囲に言われてショックだったことや励まされたことなど赤裸々にお伝えいただきました。
中沢様は、SNSを活用して県外に住む当事者の方々と出会い、複数人でアプリを使って会話をされるなど、積極的に交流を図っているそうです。「脳出血になって良かったと思いませんが、脳出血になったことで自分の世界が本当に広がりました」という言葉が非常に印象的でした。
後半の交流会は、数名ずつのグループに分かれ、ゆったりとティータイムを楽しみながら、お互いに思いの共有ができる時間。当団体で活動する当事者が、ご相談にも応じました。どのグループも話が絶えず、笑顔でお話されている様子でした。
無事に最終回を迎えることができましたのも、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様のおかげです。ありがとうございました。イベント以外でも是非お気軽にお越しくださいませ。